Subversion作業コピーのダウングレード
新しくリリースされたSubversion1.5ベースのツールで作業コピーにアクセスしてしまうと、Subversion1.4ベースのツールとの相互運用性が失われてしまいます。Subversionは今回のアップグレードで、作業コピーに新しい機能をサポートしたため、作業コピーのフォーマットバージョンがひとつ上がってしまったのです。
1.4相当の機能しか要らないのに、作業コピーバージョンが上がってしまって古いツールでアクセスできなくなった場合について、Subversionプロジェクトはここで説明していました。
ここにあるPythonスクリプトで、作業コピーのダウングレードが可能です。こんな感じ。
$ python change-svn-wc-format.py ./wc 1.4
未だ1.4ベースの環境のほうが多数派閥(執筆時点では、WindowsだとTortoiseSVNとVisual Studioのプラグインのやつぐらい、他OSの標準ディストリビューションでは皆無)なうちは、こいつはとっても有用なツールですね。C:\Python25\Scriptsとか~/local/binとかに入れておいてもいいかも。