PHPMatsuri2012 (前夜編)

こんばんは、イケメンじゃなかったほうの田中です。

PHPMatsuriでした。行きましたよ。去年はホーム大阪での開催にもかかわらず、運動会事情でホテル代含みで全額払って1日で帰るという悔しい思いをしたので、今年はそのリベンジを果たしにいざ福岡の地へ。

あ、普通にためになるレポートはみなさん素晴らしいエントリを書いてくださっているので、togatterを参照する (http://togetter.com/li/402628) なりするといいと思います。これはあくまで個人的な日記です。すごく個人的にPHPコミュニティスゲェなことを書きたいと思います。

PHPはロックですね。

まず今年の開催場所ですよ。福岡です。博多です。観光地じゃないですか。もうこれ遊ぶ気満々じゃないですか。そして会場は

Ruby・コンテンツ産業振興センター

これはロックですよね。ボーダレスですね。

でまあ、某アシアルの社員でおかしなTシャツを着ている人が、前日に同じ会場で何か勉強会をやってて懇親会があるよと言うので、そんじゃあまあ景気付けにそれを理由に前日軽く飲むかーと思って有給使って前泊で予定しました。

Google Maps カタカタ Ruby何とかセンター カタカタ...

「ここかー、駅から5分ってそれどこの不動産レートですかって話よねー、まあ歩いて行けないこともない距離だなー」

「近くのホテルは...おお、ここ近くて安い、ここにしよう」ポチっと

と、その直後、なにかおかしいことに気づいた。あれ? 東側? 西側じゃないの?

なんと、博多にはRubyのコンテンツのセンター が2つあったのです!

バッチリ遠い方の近くに宿を取ってしまいました。皆さん、博多駅の近くで勉強会があるときは気をつけましょう。Rubyセンターは2つあります。片方は総合庁舎内の施設なのでGoogleの地図に出て来ません。


まあ仕方がないのでまずはその遠い宿へ。新しいMacbookを抱えて新大阪駅から新幹線に乗る前に本屋に寄りました。暇だったので、みんなこの本を買って行きましょうってツイートするときの写真を撮るために。

で、ふとTwitterを開くと、ちょうど公式アカウントからの告知が!

そのとき、本屋の平積み台の一番目立つところにあったのはまさにあの本...

もうこんなの、やるしかないじゃないですか。

エントリー!

お褒めの言葉、ありがとうございます。


さてさて、ゆるゆると新幹線移動っと...移動しながら作業したりまとめたりできるからねー。
と、思っていたのですが、そこでまた大きなミスを犯していたことに気づきました。

大阪から西に向かう新幹線には電波が届かない!

大坂〜東京間の感覚でいたらダメなんですね。新神戸から先、駅以外ほぼトンネルor人が住んでない場所。ほとんど都市部を通りません。ああっ、岡山...ツーツーツー、広島なら...ツーツーツー、そんなこんなで、電波が生きているわずかな隙間を見つけては、


「40秒で git push しな!」

って感じの状態でした。

九州方面へ行かれる方は、中国地方をナメてはいけません。ソフトバンクやイー・モバイルではあの地形には太刀打ちできないと、肝に銘じておいたほうがいいでしょう。


博多に到着、バス乗り間違えて昼間の歓楽街を歩いたり、Macbook Air を持って行ったらホテルのインターネット無料サービスが有線オンリーだったり、なんてトラブルもありながら、ところでアシアルさん、何時からだろう? って聞いてみたら、ぜんぜん最初から参加できそうな時間じゃないですか。

「ATNDで受け付けてますよ」

はい、開始1.5時間前にエントリー。

そうそう、Monacaは思ったよりずっといい開発環境でした。Webブラウザで動くIDEがかっこいいのと、実機テストにフルビルドが要らないのが特徴の、最初っからサーバ側ビルドを指向したPhoneGapって感じでした。告知告知。おかしなTシャツの人さん、ワークショップのデモで起こるバグはきっとnullチェックが原因だよって指摘したりして遊びました。

というわけで、いぇーい、前日から懇親会だー!
まあ、このあと軽く福岡の人と飲んで今夜はぐっすり... と、そこへ。

「田中さん田中さん、僕ですよ、わかりますか」

と、背の高い人とwidthの大きい人と半袖の人と物静かな外人が... えーっと、どっかで会ったことありますよね、そうですね、そりゃそうですよ、去年のPHPMatsuriのスタッフですよ。

なぜか、HTML5なスマホアプリの懇親会にPHPerの島ができました。まあそこまではよかった。

次に、PHPカンファレンス関西で5分で3回同じLTをした伝説のあの人物が合流するわけですよ。まだまあ、それはいいですよ。

とある猫のアイコンの人がその合流の流れをTwitterで察知して、いいなあ行こうかなって言います。ちょっとそれに気づくのが遅れたわけですよ。気づいたらもう、リプする前に、すでに来ちゃってるわけですよ。

しかも、ビール大好きなあのCakePHPの外人を連れて。

「いや〜、なんか見たことある外人が街を歩いてたから」

たいへんなことになってきました。

終電が近づいて地元の人が徐々に帰っていきますね。で、前泊してるPHPerは帰らなくてもいいわけですね。残ってるメンツがほぼ福岡以外のPHPerなわけです。さらに、店を出たらいつの間にか、海外からのゲスト参加のCakePHPコア開発者がもう一人増えてるんですよ。

前日からどんだけリッチな交流会ですかと。

二次会行きますね。完全に前夜祭ですね。残った焼酎ボトルとかテイクアウトしてますね。ロックすぎますね。

さらにさらに、まだ残ってくれてる貴重な地元の方に超美味いラーメン屋を教えてもらって、三次会まで行きます。時間は3:00AM。一部の人はもう一軒ラーメン屋行ったそうですが、おかしなことに、遠くなってしまったはずの自分のホテルの近くまで進出してきてたので、僕はホテルに戻りました。

レガシーコードのダウンロードと、BEAR.Sundayのmatsuriブランチのクローンをしなければなりません。

ちなみに、まだMatsuriは始まっていません。

始まる前からなんだこの濃さは。


三次会までいたのは、ある意味個人的には正解でした。そこで神レベルの豚骨に出会いましたからね。もうこれで、博多でやるべきマイミッションがひとつ達成されました。
まあ、このラーメン屋が、後々いろいろ重要になってきますが...

このあたりで、いったんエントリを分けることにしましょう。本編に続く。